自社の「新しい戦略」を考える

リンクスの田村です。

 

今回は「新しい戦略」を考える上での

『SWOT分析』という手法についてお伝えしていきたいと思います。

 

SWOT分析とは、自社の現状を知るために自社を取り巻く環境を

外部環境  内部環境 に分けて分析する手法のことです。

 

<外部環境(企業のコントロール不可)>

マクロ的な環境・・・自然、政治、法律、経済、社会、文化など

ミクロ的な環境・・・業界の動向、得意先の変化、仕入先の変化、同業他社の動き、自社の周囲の変化など

<内部環境(企業のコントロール可能)>

●経営資源・・・商品力、技術力、生産力、営業力、経営者、管理者、社員、組織風土、財務、情報など

ちなみにSWOT分析のSWOTの意味は、以下の通りです。

S ➤ Strength : 強み 

 『自社が他社よりも優れた・勝てる・得意なところは何?』

W ➤ Weakness : 弱み 

 『自社が他社よりも劣る・負ける・苦手なところは何?』

O ➤ Opportunity : 市場の機会 

 『自社にとって有利な・安全な・役立つ市場の変化は何?』

T ➤ Threat : 脅威 

 『自社にとって不利な・危険な・負担増となる市場の変化は何?』

 

これらをひとつひとつ抽出しながら、可視化して把握し、経営方針の検討材料を明らかにします。

そして抽出したこれらを「クロス」させた『クロスSWOT分析』に基づいて戦略を考えていきます。

【クロスSWOT分析】 (参考:「実践!経営助言 社長と話せる巡回監査担当者になるため」)

O:機会 T:脅威
S:強み ☆積極的攻勢に出る

・迅速に行動し、緒戦に勝つ

・余剰資源をすべて注ぎ込む

・将来の「金のなる木」へ

☆差別化戦略をとる

・顧客価値を掘り下げる

・独自の品質を作り出す

・大義名分を掲げる

W:弱み ☆弱みを改善する

・弱みの克服策を立てる

・社内で努力を継続する

・チャンスが来るまで待つ

☆撤退(放棄)する

・大騒ぎをしない

・期限を設け、徐々に手を引く

・他社の浸食を黙認する

 

このように、SWOT分析を活用することで、

外部環境の機会と内部環境の強みを組み合わせて経営改善に結びつけた戦略の検討が可能になります。

これまで成立していたビジネスが成り立たなくなる前に外部環境をしっかりと捉え

自らではコントロールができないからこそ その対応に活路を見出し、

自社の経営を再確認していく必要があるのではないでしょうか。